謝る、ということ

失敗で自分に非がある時、謝る気になっていてもただ「申し訳ありません」と書くだけでは、普通は相手に納得してもらうことはできません。「誠意がない」と思われてしまい、話はこじれるばかりです。
では、何を書いたら誠意につながるのでしょうか?経験上、これには 4 つのポイントがあるような気がしています。

  • 事実: 何がどう失敗したのか。失敗の内容について、相手と自分で同じ認識を持っていないと、当然ながら話が通じません。
  • 原因: どんな理由で失敗を引き起したのか。原因が直接自分になくても、失敗を避けるために自分に何ができたのか、というのも書けるでしょう。
  • 対策: 失敗を繰り返さないためにどんなアクションを取るのか。「以後、気をつけます」のような精神論では、今後同様の失敗を繰り返さない保証はありません。
  • 補償: 失敗により先方に与えたダメージをどう償うのか。頭を下げて謝る事自体も気分的な面で補償の一つとも言えますが、具体的に何かを提示しなければいけないケースもあるでしょうね…。(と言っても、自分の過去の経験ではここまで書いたことはないのですが…)

うちが社内やチーム内で失敗をした時は、最初の 3 つをきちんと踏まえて謝罪の意を伝え、その後の行動で示すことで、とりあえず納得してもらうことはできていたように思います。(思っていただけかもしれませんが…汗)