Yonah 様が届いた

id:logion:20060516 でエントリー失敗したかも?と心配していた VAIO typeU ですが、先日無事届きました。

早速開発環境を入れてみたりして遊んでいましたが、しばらく使ってみてよかったと思える点は以下の通りです。

  • 両手で持つ限り、さほど重さを感じない
  • 画面は小さいが十分明るく、文字は見易い
  • キーは押せないという程小さくない
  • スピードがかなり速い
  • 熱くない

本体サイズに合わせて小型化されたキーのサイズを心配していましたが、購入したのが英語配列のモデルのため、日本語配列より縦1列が少ない分キーの横幅が少し広く、そのおかげで押しづらいということはありませんでした。(店頭で触った日本語配列はちょっと辛かったです…)
また、CPU が Yonah 様こと Core Solo 1.2GHz、グラフィックスのチップも3D 対応の 945GM Express を積んでいるだけあって、今まで使っていた Muramasa(Efficeon) とは比べものにならないくらい速いです(泣)。具体的には、トラックポインタのゆっくりした動きでは、もはや餃子の裾をつかんでひっくり返すことができない位…冗談はさておき(笑)、VC2005 や BDS2006 のコンパイルもデスクトップと同じ感覚でできるため、電車内でのデバッグもガンガンできそうです(^^;)。
排熱については、内部でファンが回っていますが空気の流れが手にあたらない所を通るようになっているため、さほど熱を感じません。ちょっとぬるい程度です。VAIO C1(Crusoe) と比べてもかなりマシなので、ここはやはり Yonah 様々でしょうか。

逆にちょっと問題だと感じた点は以下の通りです。

  • アイコン小さくが押しにくい
  • キーボードが押しにくい
  • ファンクションキー(F1〜F12)が独立していない
  • キー刻印の斜体フォントがちょっと紛らわしい

アイコンについては、4.5型の画面で1024x600 のサイズを実現しているのである意味当然ではありますが、スタイラスキャリブレーションがちょっとずれていると、うっかり違うボタンを押してしまってかなり致命的です(笑)。
キーについては、サイズ以外の面で多少気になる所がありました。スライド式の画面が真上にくるためかキーボードの凹凸がなく、手触りの感触でキーを探すのが難しいです。また、キーの反発力が強いせいでクリック感が損なわれているように感じます。
ファンクションキーは Fn を押しながら他のキーを押すことになるため、デバッガで多用している身にはちょっと辛いです。特に、Alt+F4 などの時は Alt・Fn・4 の 3 つを押すことなるため、電車の中では指がつりそうになります(笑)。
キー刻印のフォントは、具体的には ":" と ";"、 "|" と "/" の区別がつきにくいです(笑)。(まあこれは一度確認すれば問題ない話ですが…)