ポータブルHDDが認識しなくなりました

職場でメールフォルダやソースのバックアップ置場にして使っていた私物の60GのポータブルHDDがお亡くなりになりました。いつものように Thunderbird でメールチェックしようとすると、真っ白なウィンドウが出た後その中身がいつまで立っても描画されず、ふと見るとHDDのアクセスランプが付きっぱなし、しかもホコリを巻き込んだファンみたいに擦れるような音を出していました。
埓が明かないので ポータブル HDD を外した状態で WindowsXP を再起動すると、その後接続してもまったく認識しなくなりました。orz
また、この HDD 自体がバックアップ側という認識でしたので、以前バックアップを取った時のメールフォルダのアーカイブ自体もこのドライブ内に置いており、他の場所に保存していませんでした。(つまりバックアップとしてまったく機能していなかった orz)
過去のメールは済んだ用件のものばかりやし、まあ失われてもええか…と一瞬思いましたが、ダウンロード販売で購入したソフトのライセンスキーやサイトのアカウント情報のメールが失われるのはかなり痛いです。

id:takaz さんから Windows で認識しなくなったドライブでも、LinuxFAT32 ドライバなら読めるかも、という情報を頂いたので、KNOPPIX CD イメージをダウンロードし CD-R に焼いて試してみました。
起動してみると…おぉ認識しとる!すばらしい!読めないファイルも一部ありましたが、ライセンスキーなどの重要なファイルは全て読めるようです。
KNOPPIX でブートするとローカル HDD は readonly でマウントされていますが、これを writable でマウントし直して吸い出したファイルを保存するのはあまり信用しない方がいい、とのことなので、現在社内サーバを smbfs でマウントしてバックアップ中です。

ということでこの日記は Konqueror から Anthy で打ち込んでいます。Ctrl+Space で漢字モードに入るとわかるまで一苦労…。そう言えば昔使った kinput2 と同じやったような気がしますがここ 10 年くらい 忘れとりました。orz また、昔 FreeBSDfvwm2 で使っていた頃と比べると、最近の UNIX 系 OS のデスクトップ(今回は KDE) は充実し過ぎていてまるで Windows を使っている気分です。ここ数年は TeraTerm 越しでしか触ってへんかったしなぁ…。 *1

*1:.いや今どきのデスクトップといえば Project Looking Glass や Beryl を試すべきですね…。