本日の英語

留学生向け CG 講座の教材を英訳していたところ、映像技法の基本の一つとも言える「想定線の法則」が出てきました。が、これに相当する英語を書こうとして詰まってしまいました。
直訳するとイマジナリーラインとなり、日本ではこの法則の事を指す言葉として一般的に使われています。が、そのまま "imaginary line" で辞書を引くと文字通り「想定される線」という一般用語に過ぎません。Google で検索すると、主に数学関係の記事が出てくる一方で、映像技法の文脈で使われることはないようです。
さて困った…という所でさんざん探し回った所、上の "180 degree rule" に行き着きました。

こちらのページでは想定線に相当する言葉として "Axis of action" が挙げられています。日本ではどういう経緯で「イマジナリーライン」という言葉が広まっているのか、ちょっと気になりますね…。*1

*1:ちなみにうちは KMC 時代の先輩から教わりました。その一方で今の職場では「会話線」という言葉が主に使われています。