E17 って何?

一方で、デスクトップ環境に採用されるという「E17」という聞きなれない名前が気になりました。調べてみたら…あの Enlightenment かいな!
10年ほど前、FreeBSD や Linux の X-Window システムで動くウィンドウマネージャとしては twm や fvwm2 などシンプルなものがポピュラーだった時代に、彗星のごとく現われたド派手なウィンドウマネージャだったと記憶しています。
初期の頃からスキンによるデザインのカスタマイズを採用しており、多くのユーザーの手でデザインされた、ただの矩形ではないデスクトップ概観は、当時においては他と一線を画していた感がありました。その分、多くの外部ライブラリに依存しておりインストールが大変で、かつ当時の CPU やビデオチップのパワーではとても重かった印象がありましたが…(笑)。
KDE や Gnome が同様のデザインを採用して以来、その影に埋もれた感があったのですが…まだ続いていたとは全く知りませんでした(^^;)。今日になってまたこの名前が見られるとは感激です。
あの Xgl のように、RSX のパワーを生かしたド派手なアニメーションがウィンドウ操作のたびに展開されるのでしょうか。ちょっと…いやかなり気になっています(笑)。今すぐでなくても近い将来、ユーザーの手で実現される可能性も高いでしょうし…。