英語キーボードの話

某所のプロフィールに書いていますが、うちには英語配列キーボードの収集癖があります。日本語配列のものと比べて、以下のような違いがあります。

  • 変換・無変換等のキーがなく、スペースバーが横に長い
  • キートップのかな文字がない
  • "@" や "&" など、Shift キーを押しながら入力する文字の配列がビミョーに異なる

英語配列にこだわるきっかけになったのは、おそらく学生時代に触った SUN のワークステーションではないかと思います。sh や csh 等で作業せなあかん状況で、制御文字の設定がちゃんとされてないと、バックスペースはおろか CTRL+H も効かないので完璧なタイピングをしない限り最初から何度でも打ち直し、という悲惨な状況を何度も経験しているうちに、体が英語配列になじんでしまったようです。
それ以降、自宅の X68000 のキー配列も(キートップの文字は日本語配列のまま)わざわざ英語配列に変えて使ってたりしました。特に "(" と ")" を入力する際、日本語配列では Shift+8・Shift+9 なのに対し、英語配列では Shift+9・Shift+0 と一つ右にずれているのがポイントで、それ以来キートップの "(" と ")" を見るたびにわざと一つ右にずらして打つ癖がついてしまいました。*1

…ええと話がそれましたが(^^;)、収集しているものはさらに、英語キーボードの中でもテンキーのないコンパクトサイズで、キーの高さがノートPC並に低いスリムタイプのものに限定しています。これは単純に机の上が狭い orz のと、キータッチの好みによるものです。

そして何よりも、収集する直接のきっかけとも言える理由として、

  • 国内での英語キーボードのラインナップが減ってきて、徐々に入手困難になってきた

というのが挙げられます。今でも普通に手に入るのは Happy Hacking Keyboard とあともう一つ(名称失念)くらいではないでしょうか…。Happy Hacking Keyboard は F1 〜 F12 のキーがなく Fn キー+数字に割り当てられているため、デバッグの際に F8 や F10 を多用する身には迂闊に Fn キーを押し忘れてソースを書き換える危険性と隣り合わせというのがちょっと辛いのです…。
そのため、今や英語キーボードとの出会いは一期一会、見つけたら即確保!という勢いで行かなければ、あっと言う間に入手できない状況になってしまいます。

かくして、家には英語キーボードがあふれかえり、両親のために組んであげた PC のキーボードもことごとく英語配列だったりし、両親には日本語入力の際に無用な苦労をかけていたりするのです…。(<ひどい)

そのまま部屋の隅でホコリをかぶらせておくのももったいないので、これからしばらく家の英語キーボード達をボチボチ紹介していこうかと思います。

*1:そして、もともと英語配列のキーボードでも、ずらして打ってしまってドツボにはまること多数…。orz