SDL OFF ネタのその後

SDL 関西 OFF で披露した id:logion:20060108 のグラフプロッタですが、その後 1/21 の東京 OFF でも IRC 経由で参加、披露していました。この時も実装が全然間に合っておらず、とりあえず SDL_net を組み込んで通信経由で受け取った座標の位置に点が表示できる所までは動かしたものの、後から調べてみたら 1 点しか表示できない状態だった事がわかりました。だめやん orz

それ以降もボチボチと開発は続けてきたのですが、これからしばらく忙しくなりそうなので、現状のスクリーンショットでも残しておきます。


Google で探してきたコードを参考にローレンツアトラクタを描画するコマンドラインプログラムを作ってみました。プロッタを立ち上げた状態でプログラムを実行すると、このようにびびるびーと描いてくれます。
テキスト表示は id:logion:20060108 のように回転できても読みにくいだけなので、真正面に戻しました。
ウィンドウをリサイズすると 3D 空間は連動して拡大縮小しますが、フォントサイズは変わらずに表示行数が増えるようになります。(OFF 会で話に出た STARWARS モードは後でつけよう…)


プロットされた点の近くにマウスカーソルを近づけると、その点の座標と設定されたテキストラベルが表示されます。画像で選択された点はちょうど以下のようなテキスト(UTF-8エンコード)に対応します。また、この primitive タグの外側はそのままテキスト表示されます。


  


プロッタの実行中はサーバとして待受け状態になっています。
シャレで複数クライアントからの送信も受け付けも可能になっており(その実用性は疑問)、最大数はプロッタ実行時のコマンドラインオプションで指定します。この例ではクライアントを 8 個立ち上げて描画しています。さすがに動作は重いものの、取りこぼしなどは特に起きてないようです。(TCP やからあたりまえか…)