上村雅之氏講演

Atari の HOME PONG のヒットでビデオゲームへの参入を決めたという任天堂にとって、LSI というものは

  • 玩具自体がルールを正確に判定できる機能
  • 玩具自体がゲーム結果を正確にカウント・表示できる機能
  • ボタン操作だけでゲームを最初からやり直せるリセット機能

というこれまでの玩具になかったものを実現できる、夢の技術だったそうです。
当時の他社製ゲーム機は技術を売るような感じで 25000円もの値段をつけたものもありましたが、玩具は一万円を越えてはいけないという信条を持つ任天堂は 9800 円という当時としては破格の値段設定をしたそうです。
「最先端半導体技術によって玩具の価格を実現できた」とのことで、同じく最先端半導体技術によって発熱が凄そうで値段も高そうなゲーム機を作ってる所は大丈夫かな…と余計な心配をしてしまいました(^^;)。