終わりました(色々な意味で)

6月初めから 3 ヶ月間続き、id:logion:20070829#p1 でも書いていた仕事がようやく終わりました。
動画認識の話なので DirectShow のフィルタはいつもの C++、それを呼び出す GUI アプリ側の方は通常なら C++Builder で書く所を今回は C# に手を出してみました。

理由は色々ありますが、主なものを挙げるとこんなところです。

  • DirectShow フィルタが VisualStudio でしかビルドできない*1ので、IDE は 1 つに統一しておきたかった。
  • 3年前に id:logion:20041105 で書いてた通り、Delphi/C++Builder の生みの親が Microsoft に移籍して手掛けたものを一度使ってみたかった。
  • かなり前に、 C++Builder 使いの某氏のブログ(現在は既に削除されてしまっています)にて、C++Builder を捨てて C# への移行を考えていた氏に「そう易々と C++ を捨ててはいけないわ! C#? そんなもの、乙女のたしなみよっ!」と書いてしまっていたので(汗)、いつかそのうちたしなむ必要があった。

という訳で今回も、初めての C#、初めての .NET Framework 2.0、初めての Transact SQL、初めての ADO.NET2.0、初めての DirectShow フィルタ作成*2、初めての Intel IPP、初めての 動画認識と今回も墓穴オンパレードの 3 ヶ月でした。まあ今回はちょっと多すぎたような気がしますが…。

とりあえず作ったものの画面をここらへんに置いておきます。(実際の仕事内容は伏せてありますので詮索はご遠慮下さい)
戦闘開始 戦闘中 いい勝負 押し切れそう 負けそう 敗北
…いやゲームやありませんて。

*1:正確には、フィルタの開発に必要な DirectShow 基底クラスのソースを C++Builder でビルドしようとすると、コンパイルエラーが多発します。追って検証したい所です…。

*2:前の会社で他の方が作ったものをいじった事はありましたが、ゼロから作るのは今回は初めてでした。