VisualStudio2005 で release ビルドした exe ファイルを他の PC で実行する方法

ここしばらくは BorlandDeveloperStudio2006 の信者(笑)として過ごしている今日この頃ですが、id:logion:20060215#p1 のグラフプロッタについては、実は VisualStudio2005 ExpressEdition で開発していました。
(新しい開発環境に触れるいい機会なので…とか殊勝な理由ではなく、SDL 関係のライブラリについて VC++ プロジェクトの方が揃っていた、というショボい理由です。orz)

1/21 の東京OFFでは IRC 経由で参加、exe ファイルだけ現地に送って実行してもらう形式をとっていましたが、当日の朝になって VisualStudio2005 の入ってない PC で動作確認してみると動かないことに気づき、一人でテンパっていたことはここだけの秘密です(笑)。

2003 までのように MFC 関係の DLL をただ exe ファイルと同じディレクトリに置くだけではちゃんと実行されず、manifest ファイルなるものを用意する必要もありますが、そのあたりのすったもんだは省略します。
結果的には以下のファイルを exe ファイルと同じとこにおいておく、という方法が一番お手軽なようです。(プライベートアセンブリというらしい)

C:\WINDOWS\WinSxS\x86_Microsoft.VC80.MFC_1fc8b3b9a1e18e3b_8.0.50727.42_x-ww_dec6ddd2\mfc80*.dll
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\Redist\x86\Microsoft.VC80.CRT\Microsoft.VC80.CRT.manifest

参考情報: 方法 : XCopy を使用して配置する

ただし、後者の Microsoft.VC80.CRT.manifest については、ExpressEdition に同梱されていません。とりあえずの入手方法については google 検索等で見つかりますのでここでは書きません。
(id:naoya2k さんのおかげ(id:naoya2k:20060211)で StandardEdition には入っていることが確認されています。ありがたや)