SDL関西オフ前夜

今回のネタ仕込みでは、以前から考えていた実用ツールに手をつけました。

VisualStudio のデバッグメッセージ、C++Builder のイベントログのように、プログラム内で掃き出されたデバッグメッセージを表示する仕組みがありますが、開発環境の外でも実行した時も拾ってくれる外部ツールもたくさんあります。
しかし、CG 関係のプログラミングをしていると、デバッグの際に座標値を出力して確認したくなる事が多々ありますが、数字の羅列では中々状況を把握しづらい事が多いです。座標値が 3 次元ならなおさらです。ログに掃き出した後に gnuplot に食わせるという手もありますが、実行中にプロットできればより便利になるかも知れません。
そこで、上記のデバッグメッセージ表示を一歩進めて、座標値を 3D 空間内にプロットしてくれるグラフプロッタというものを考えてみました。
コンセプトとしては、SGI の IRIX に標準で入っていたgeomview*1の標準入力からの座標流し込みに近いです。
3D 空間を自由にぐるぐる回し、プロットされた点にテキストのラベルをつけたり、マウスでクリックした点の座標値を出す、等の機能を考えています。

で、現状はこんな感じです。

…なんだこれは。

ええと(^^;)、結局のところ時間切れで以下の機能しか実装できませんでした。orz

  • 3D 空間の移動拡大縮小回転
  • 3D 空間のグリッド表示
  • TrueType フォントによるテキストの表示

そのままではあまりにもネタとしてしょぼいので、説明テキストをそのまま 3D 空間内に表示させ、ぐるぐる回すだけのデモにしてみたという次第です。
…関東オフまでにちょっとはマシにしておかないと(汗)。

*1:後になってサイトが存在する事を知りましたが、なんか激しくバージョンアップしているようですね…