ZUMA

さっそくデモ版で遊んでみると… ZUMA というゲームが目に止まりました。
こ、これはかのミッチェルの名作「パズループ」ではないですか!
うずまき状のコース上をずるずる迫ってくる玉に対して、中央の砲台を360度回転させつつ玉を撃ち出し、同じ色の玉を3つ以上揃えて消していく…という単純なルールながら、回転のアナログな操作感が妙に楽しく、当時ゲーセンでずいぶんハマってましたよ…。
その後、PS 版が出ていた事に2年程経ってから気付き(<バカ)、新品やら中古やらを探し回りました。ようやく発見したそれは、説明書のない CD-ROM 向き出し状態でしたが…。_| ̄|○ (でも買った)

…とまあ苦い思い出もありましたが、まさかこんな所で再会できるとは!
デモ版を立ち上げてみると、雰囲気はパズループそのものです。面が進むと、コースも色々と変化に富んだ形となり、攻略が楽しいです。デザイン上のイメージはずいぶん変更されていますが、これはこれでかなり完成度が高いと思いました。
しかしまあ、なんでここまでイメージを変えたんやろ…と思いつつ、「ZUMA パズループ」で検索してみると…え、盗作疑惑ですか…?

人気パズルゲームPopcup Games「ZUMA」の日本のゲームからのアイデア盗用疑惑>故意であった可能性が高い

なんてこった…。リリース時期を見ても、アーケード版パズループが 1998 年、北米 PS 版 Ballistic が 1999 年、ZUMA が 2003 年となっているので、ZUMA の開発者も目にする機会はいくらでもあったはず。その上でここまで似ていたら偶然の域は既に越えていると見た方がよいかと思います。
オリジナルより後釜(しかも盗作疑惑つき)の方が大々的に成功するなんて、あまりにも辛い話ですね…。

ミッチェルは昨年の 11 月の時点で、ZUMA の開発元である Popcup Games に対して盗用の事実を認め販売停止するよう求めたとの事ですが、どうなっているのでしょう…。
まだ未解決であれば、早いこと解決する事を節に祈ってます…。
(個人的には、販売停止などの片方に多大なダメージが出る方法よりは、元ネタ表記と正規のライセンス料を払った上で継続、の形を希望しますが…)