ボクの夢は「ヨ○バシで1500円」

量販店のPCソフトコーナーに一人の男がやってくる。

平積みされたあるソフトの前で立ち止まり、その中の一つを手に取る。そこには1500円の値札が貼り付けられている。

しばらくじっと眺める男。ソフトを持つ手が徐々に震えてくる。男は開発時の苦労を思い出していた*1

クラス名の命名に頭をひねり続けた日々。今一つポイントの見ないクラス図を前に、問題が見いだせず悩み続けた日々。そして再現しないバグに悩まされた日々。バグの原因を突き止めるため、デイリービルドのバイナリと CVS の履歴を追いかけた日々。いなくなった担当者のソースを初めて眺め、唖然とした日々。それを半泣きになりつつ解析した日々。孤軍奮闘のデバッグの結果、ようやく期待通りに動いたあの感動。

やがて震えは上半身全体に及び、一筋の滴がおちる。それを目撃した親子の会話。

「ママーあの人なんか変ー。」
「シーッ!子供は見ちゃ行けませんっ!」

これは夢なんだろーか。変な願望入ったやばいヒトとちゃうんか(^^;)。

*1:ここらへんはみんなフィクションと思ってくださいまし。