今年の総括

某氏に倣って今年一年をまとめてみたいと思います。

新しい技術ネタに手を出した

趣味や知的好奇心ではなく、ただ案件をこなすため必要に迫られて、ではありますが C#2.0・ADO.NET2.0・PHP4 などに手を出しました。メジャーな分野だけに Web 検索すればこの手の情報は溢れ返っていますが、内容が理解できずこれまでずっとスルーし続けていました。今回を機に、その内容が多少読めるようになってきたのは収穫だったと思います。

再び画像処理に手を出した

前の職場で多少関わり、色々と苦労したのでもう手を出すことはないだろう…と思っていた画像処理ですが、これまた必要に迫られてまたやることになりました。そしてまた色々と苦労している最中ではありますが(笑)それはさておき。
これまであまりに仕様が大き過ぎてなかなか習得できなかった DirectShow にもごく一部とはいえ多少慣れることができ、変換フィルタも 0 から作れるようになったり、完全ではないものの C++Builder でフィルタがビルドできることもわかりました。
こうしてある程度勝手が分かって見通しが良くなってから気づいたのですが、実は DirectShow って色々と遊べそうです。VideMixingRenderer から IVideoWindow::put_MessageDrain() でマウスイベントを転送・取得したりできる*1ので、画像処理・画像認識だけでなく、よりインタラクティブな方面で色々と面白いものができそうです。
世間的には MediaFoundation に移行するそうですが、Vista 以降でないと使えないらしいのでうちにはまだええかと思っています。*2

また、それと自作画像クラスを必要に迫られていじっているうちに、あの Modern C++ Design が少し読めるようになりました。積読6年目にしての快挙と言えましょう(苦笑)。今では通勤の電車内で少しずつ読み進めています。STL のカスタムアロケータの仕組みを真似ながら、画像の確保の方法やピクセルの変換方法をカスタマイズできるようにしていたのですが、この仕組みが実は Modern C++ Design で言うポリシークラスのことだったらしい…とわかったあたりが自分にとってのきっかけになったようです。(実例が伴わないと全く身に付かないのは相変わらずやな…)

(色々な意味で)○○なことになった

現在進行中のため詳細を書くことはできませんが、目の前の仕事を粛々とこなすだけではあかんのやね…と一年の最後に痛感することとなりました*3
自分から打てそうな手は全部打ってはいますが、春にはどうなっているか分かりません。今の時点でできることは、なんとか持ち直せるように頑張るだけです…。*4

*1:でもホイールイベントが取れないのが残念…。

*2:日本国内で実際に活用してる人っていはるんでしょうか…?

*3:今から思えば、これまでなんとかなっていた方が不思議だった訳ですが…。

*4:この件についての問い合わせには返答できませんのでご了承下さい