電子辞書に物欲がっ

普段 PDA や小さい PC には物欲全開なうちですが、電子辞書にはほとんど見向きもしていませんでした。日頃ネット環境のあるPCの前で過ごすことが多いので、大抵は Space ALC で事足りているからです。ですが、今回のこの辞書には激しく心を揺り動かされました。この W-ZERO3 というか SideKick3 みたいなそのデザインにではありません。(いやちょっとは魅かれたのは事実ですが…)
「英文のテキストをダウンロード可能」という所です。本体の辞書と組み合わせることで、こんなことができるようになります。

本体(DB-J990、DB-J260)には「ジーニアス英和大辞典」「ジーニアス和英辞典」や「オックスフォード現代英英辞典」などの辞典を標準収録しているので、ダウンロードした英語小説やeニュースの分からない単語は、その都度調べながら読み進めることができます。(リリースからの抜粋)

これまでも、英文を読むのは電車の中が一番集中できるので、Linux Zaurus にコピーして内蔵の辞書ソフトで単語を引きながらちまちまと読み進めていたのですが、

…というように「テキストエディタと辞書アプリを頻繁に切替える」作業が実に手間であり、その都度思考が中断されていました。今回の電子辞書は最初からそうした使い方を想定しているので、UI 的にも十分工夫されているのではないかと、期待してしまいます。
PC から電子辞書にテキストをダウンロードする際、いったん MobiPocket フォーマットに変換せなあかんというのがちょっと手間ではありますが、まあ一度だけの話なので特にデメリットとは思いません。
正直、英語のテキスト読み環境としては実は最強なのではないでしょうか。そんな気がしてなりません…。