本日の英語

ロスにいた頃、仕事で帰りが遅くなると晩御飯の選択肢がぐぐっと狭くなるのでいつも苦労していました。

夜の10時を過ぎた時は、 Gardena にある11時まで営業の博多ラーメンによく行きました。
(さらに11時を過ぎると、24時間営業のスーパーかファーストフードしか空いてない)

そこは、注文を受けた時に聞きなれない言葉で返事します。

店員「ラーメン2丁、餃子入りまーす!」
ほかの店員「よ〜い!」

…よ〜い?
ある日、職場のみんなでそのラーメン屋に行った時、中国系カナダ人に聞かれました。

同僚 "What are they saying?" (あの人ら何言うてんのん?)
うち "Uh, actually I don't know either..." (うーん、実はうちもわからんねん)
同僚 "Hahaha, that's funny." (ははは、そら変やなぁ)

なんかえらいバカにされまして、普段は "Get ready" とか "On your mark" に相当する言葉やけど、ここでの使い方は特殊だーとかちょっとむきになって説明しましたが、自分自身あまり納得の行く答えが見つかりませんでした。

ところが、3年越しの謎は今日突然、解決したのです。日本橋の博多ラーメンに行った時のことでした。

店員「ざるラーメン一丁!」
ほかの店員「はいよ〜い!」

…「よ〜い」はこれの省略形やったのか…。

激しく納得したと同時に、当時の同僚に

「日本のラーメン屋では注文を受けると On your mark と言う」

と偽トリビアを教えてしまった事を激しく後悔したのでした…。
こうして日本文化に対する誤解は広まっていくんやねきっと…。_| ̄|○